流産を予防する薬や注射って効果あるの?

流産を予防する薬や注射って効果あるの?

注射と薬だとどちらかというと注射の方が効果が高いですが、その分副作用も強く出やすいため注射を嫌う方もいます。

 

副作用のこともきちんと把握した上で使用していきましょう。

 

もちろん薬や注射を使わなくても流産予防する方法もあります。

 

流産予防の注射って?副作用はあるの?

 

 

流産予防の注射は黄体ホルモン注射(hCG注射)といいます。
どちらかというと流産予防というよりは不妊治療の意味が強い注射です。

 

黄体ホルモンを増やして子宮内膜を厚くすることで着床率が上がり、妊娠しやすくなります。妊娠しやすい体、つまりは流産しにくい体という考え方です。

 

しかし、副作用もありますのでリスクも考えて受けてください。

 

まれに卵巣過剰刺激症候群という卵巣が肥大化して腫れてしまう症状が起こったり、吐き気が強かったり、出血や生理のリズムが狂うこともあります。

 

卵巣過剰刺激症候群は見つかったとしても軽度の場合が多く、安静にしていれば治るケースが多いのでさほど心配はいりません。

 

もちろん重症化してしまうとおなかに腹水とよばれる水がたまって手術になることもありますので、変化に気づいたら早めに診察しましょう。

 

流産予防の薬って?

 

 

流産予防の薬は数種類あり、それぞれ効果が違います。
しかし副作用はありますので異変に気づいたらすぐに医師に相談しましょう。

 

バファリン配合錠A81

胎盤の血栓を防止する。
副作用→吐き気、ぜんそく、発熱など

 

デュファストン

hCG注射と同じような役割。効果は低め。
副作用→注射と同じように腹痛や生理不順などあるが副作用は少ない。

 

ウトロゲスタン

hCG注射と同じ。効果は高め。
副作用→デュファストンより強めに吐き気や腹痛が出る。

 

ダクチル錠

早産防止の薬、子宮の異常収縮を防ぐ。
副作用→のどが渇く、便秘、皮膚や目が黄色くなる

 

リトドリン錠

ダクチル錠と同様の効果、切迫流産の予防。緊急の場合点滴を使うこともあります。
副作用→動悸、頭痛、めまい、高血糖など。

 

これら以外にも切迫流産防止用の薬はウテメリンと呼ばれるものもあります。
ジェネリックも数種類ありますが、妊娠16週以降しか使えないなど制約があるものです。

 

どんな薬や注射でも副作用が気になるところですが、緊急時にはやむなく使う場合もありますのであまり副作用を怖がりすぎないことも大事です。

 

普段から葉酸や食事をしっかり取って、薬をたくさん使わなくてもいい状態を作っておくことも必要ですね。

 

関連ページ

流産後の基礎体温が戻らない原因って?
流産した後に基礎体温をはかって記録すると、体温が安定せずにガタガタになるという方もいれば高温期がずっと続くという方もいます。安定しないのが普通です。まだ体のホルモンバランスが崩れている状態なので通常の生理が戻ってくるまで安静に過ごしましょう。
稽留流産予防に葉酸サプリは効果ある?
葉酸は流産防止効果もあります。そのため、妊娠前から飲み始めることで体質改善ができますし、ストレス軽減の効果も期待できます。体を回復させる栄養補給ができるサプリや食事を合わせてとっていきましょう。
稽留流産で自然排出後に妊活はいつから開始?
稽留流産で自然排出後にすぐにでも妊活を再開したいという方もいらっしゃるでしょう!いつから妊活を再開して良いのでしょうか?
流産後妊娠しない原因って何が考えられるの?
実は流産というのは健康で特に異常がない人であっても起こるものなんです。なのであまり深く考えない方がいいでしょう。流産の回数が多いと体の回復が遅れることもありますので、まずは体と心をゆっくり休めてから次の妊娠を考えるのがおすすめです。